春にはたくさんの木が咲きますが、夏に咲く木はどれかご存知ですか? 夏に咲く木は意外と少ないです。
今回は夏のガーデニングに取り入れたい夏 に 咲く 花木をまとめました。
夏 に 咲く 花木: 百日紅(ミソハギ科)
開花時期:7月~9月
サルスベリの名前は、幹が猿でも滑ってしまうほど滑らかであることから名付けられました。
ピンクの花びらが可愛らしいですね。 他にも白い花を咲かせる品種があります。 外を散歩しているとよく見かける木の一つです。 おそらく一度は見たことがあるのではないでしょうか。
落葉樹なので秋には紅葉も楽しめます。 樹高があまり高くならないので庭木に最適です。
日当たりの良い場所に適しているので、植える場所は慎重に選んでください。 植え付けは3月から4月の間に行うとよいでしょう。
クチナシ(アカネ科)
開花時期:6月~7月
7月上旬に香りのよい可憐な花を咲かせます。 見た目は白くて可愛いですね。
クチナシの香りの芳香剤はおそらく街中にあるでしょう。
初夏に庭に出てクチナシの香りを嗅ぐのは素敵です。
常緑樹なので葉は紅葉しませんが、秋にはオレンジ色の実をつけます。
植え付けは日当たりの良い場所で行うのが最適です。 植え付けに最適な時期は4月から5月と8月下旬から9月です。
アジサイ(ユキノシタ科)
開花時期:5月~8月
今回ご紹介する木の中で一番皆さんに馴染みのある花ではないでしょうか。
雨季に咲く可憐なアジサイの花を思い出します。 初夏を彩る花木。
土壌のpHに応じて花の色が変わるという有名な話があります。 土が酸性であれば青色、アルカリ性であればピンク色になります。
日本の土壌は酸性が多いため、青いアジサイがよく見られます。
今回はアジサイの各園芸品種については詳しく説明しませんが、西洋アジサイ、アメリカアジサイ(アナベル)、ナラアジサイ、ヤマアジサイなど、花の形や色、葉の形などに特徴のあるものがたくさんあります。
また紫陽花については機会があれば書きたいと思います。
半日陰でも育つため、日陰のある庭にぴったりの色合いです。 柏葉アジサイは明るい光を好むので、慎重に生けてください。
アベリア
開花時期:6月~10月
生垣としてよく利用される低木です。 おそらく街中で見かけたことがあるでしょう。
白やピンクの小さな花をたくさん咲かせます。 葉は薄く繊細に見えますが、非常に丈夫で強い剪定にも耐えます。
美しい生垣を維持するには、伸びた枝を切り取ることが重要です。
アベリア・ホプレイやアベリア・コンフェッティなど、葉に斑入りの園芸品種もおすすめです。
明るく風通しの良い環境を好みます。 植え付けに最適な時期は、3月下旬から4月または9月から10月です。
ハイビスカス
開花時期:5~10月
熱帯の花と聞いて真っ先に思い浮かぶ花はハイビスカスです。 中央に大きく突き出た柱頭があり、見事な赤やオレンジの花を咲かせる、見事な花の咲く木です。
沖縄やハワイなどのリゾート地に自生しているため、暑さに強い花木と思われがちですが、そうではありません。
直射日光の当たらない場所で育て、西日が強い場所では遮光ネットなどで日よけをしましょう。
また、ほとんどの花は1日しか生きられないのに対し、次から次へと咲き続けるので長期間楽しむことができます。
プルメリア
開花時期:6月~10月
プルメリアは常緑低木で、その花はフラダンスのレイを作るのに使用されます。 木は特に高くありません。 高さが30~50cm程度しかない種類もあり、鉢植えで栽培して室内で楽しむことができます。
白やピンク色の花が咲き始めると、芳しい香りが漂います。 ただし、暖地原産なので冬はすぐに枯れてしまいますので、室内で管理してください。
ラベンダー
開花時期:5月~7月
ラベンダーは心をリラックスさせる心地よい香りで知られています。 この木はそれほど高くないため、開花植物とよく間違われますが、植物学的には低木に分類されます。
最も一般的に栽培されているラベンダーであるイングリッシュラベンダーは、高温多湿の夏を嫌います。 植物が蒸れないように剪定をしたり、室内の涼しい場所に保管したりするなど、栽培環境を最適化することが重要です。
ノウゼンカズラ (霊小花)
開花時期:7月~8月
ノウゼンカズラは美しい花を咲かせるつる性の木です。 古くから庭木として親しまれており、真夏の暑さの中でも目立つ濃いオレンジ色の花を次々と咲かせます。
蔓性なのでフェンスや支柱の近くに植えると見た目も素敵です。 初心者でも育てやすく、トロピカルな雰囲気なので夏の雰囲気を引き立てます。
まとめ
夏に咲く木々は、赤やオレンジなど夏らしい鮮やかな色をしていることが多いです。 夏の間、持ち込んだ花や木々が豊かに咲き誇る姿を見て、私たちを幸せにしてほしいと思っています。
心地よい香りなら、夏バテで疲れた体もリラックスできますよ。 ぜひお気に入りの花木を見つけて、あなたの造園に取り入れてみてください。